ようこそ!『こどもとまなぶクラシック音楽』へ
当ブログ『こどもとまなぶクラシック音楽』を運営している「音のしおり(栞)」です。
このブログは、「クラシック音楽って、なんだか敷居が高そう…」「子どもに聴かせたいけれど、どこから始めたらいいの?」と思っている小学生のみなさんから、大人の初心者の方まで、誰もが気軽にクラシック音楽の楽しさに触れられる場所です。
「お勉強」としてではなく、お気に入りの物語を読むようなワクワクした気持ちで、作曲家たちの素顔や名曲の裏側を知っていただけるよう、わかりやすく楽しい解説をお届けしています。
まずは、私がなぜこのブログを始めたのか、そしてこれまでの音楽との歩みについてお話しさせてください。
私が音楽と共に歩んできた道のり
私は音楽大学を卒業後、ずっと音楽を「伝える」こと、そして自らも「表現する」ことに情熱を注いできました。
音楽大学から小学校の教室へ
音大を卒業した私が最初に音楽の楽しさを伝える現場となったのが、母校である私立小学校でした。3年間、音楽講師として多くの子どもたちと向き合いました。
小学生という多感な時期に、いかにして音楽の「心」を届けるか。
教科書通りの授業ではなく、子どもたちが思わず身を乗り出すようなエピソードを交えたり、実際に音に触れて身体を動かしたりする中で、「音楽って楽しい!」と瞳を輝かせる瞬間にたくさん立ち会ってきました。
この時の経験が、私の指導者としての原点となっています。
生涯を通しての研鑽と、40年以上のピアノ教室運営
小学校での講師生活を経て、私はより深く一人ひとりの生徒さんと向き合うため、自身のピアノ教室を立ち上げました。
以来、40年以上にわたり、子どもから大人までたくさんの生徒さんにピアノやソルフェージュ(楽譜を読む力や音を聴き取る力を育てる基礎教育)を教えてきました。
指導を続ける一方で、私自身も「一人の演奏者」として音大卒業後も、第一線で演奏活動を続けている現役のピアニストに20年余り師事してきました。
テクニックだけでなく、音楽の深い解釈や豊かな音色の作り方を学び、レッスンや演奏に生かせています。
地域や社会を音楽でつなぐ活動
教室内での指導にとどまらず、演奏活動にも積極的に取り組んできました。
特に力を入れてきたのが、「日本人の作曲家によるピアノ作品」にスポットを当てたコンサート活動です。
西洋で生まれたクラシック音楽のエッセンスが、日本の美しい四季の情景や言葉とどのように融合しているのかを、清瀬保二、佐藤敏直、髙田三郎などの作品を通して多くの方に届けてきました。
また、地域の合唱団の伴奏者としても活動し、みんなで一つの音楽を作り上げる喜びを共有してきました。
私の大好きな作曲家たち
40年以上音楽の世界に身を置いていても、クラシック音楽の魅力は尽きることがありません。
私が特に愛してやまない、そしてこのブログでもたくさん紹介していきたい作曲家たちをご紹介します。
- J.S.バッハ:すべての音楽の源流であり、宇宙のような美しさと完璧な構造を持つ「音楽の父」。
- モーツァルト:天真爛漫で、まるで天から降ってきたかのように純粋で美しいメロディを紡ぐ天才。
- ブラームス:渋みの中に、深い情熱と人間らしい温かさを隠し持ったロマン派の巨匠。
- ショパン:ピアノという楽器の可能性を最大限に引き出した、繊細で美しい「ピアノの詩人」。
- フォーレ:フランス音楽ならではの、気品あふれる繊細なメロディと美しい和音の色彩感覚。
- ドビュッシー:光や風、水のきらめきを音の絵の具で描いたような、印象派の革命児。
これらの偉大な作曲家の音楽は、一見難しそうに思えるかもしれません。
しかし、みな私たちと同じように悩み、恋をし、日常を生きていた生身の人間です。
その人間味あふれる素顔を知ると、聴こえてくる音楽がガラリと変わって聴こえるから不思議です。
このブログのビジョン・コンセプト
私が40年以上の指導人生の中で、ずっと大切にしてきた想いは「音楽は、誰にでも平等に開かれた、心を豊かにするための贈りもの」。
現代は、いつでもどこでもスマートフォン一つで音楽が聴ける便利な時代です。
しかしその一方で、「クラシック音楽」に対しては、まだどこか「お金持ちの趣味」「知識がないと楽しめないもの」というイメージを持たれている方も少なくありません。
それは、本当にもったいないことです!
クラシック音楽には、何百年もの時を超えて世界中で愛され続けてきた「本物の輝き」があります。
歌曲やオペラには言葉がわからなくても、イントロを聴くだけでワクワクしたり、涙が出そうに切なくなったりするパワーが詰まっています。
このブログ『こどもとまなぶクラシック音楽』では、私のこれまでの経験(小学校での指導経験、40年のピアノ教室での実践、そして演奏者としての知識)をすべて注ぎ込み、次のようなコンテンツをお届けしていきます。
- 子どもから大人まで「なるほど!」とわかる名曲・作曲家の解説
難しい音楽用語はできるだけ使わず、ストーリーや例え話を使って、小学生でも楽しく読めるように解説します。 - 歴史に名を残す演奏家たちの紹介
「誰の演奏で聴けばいいの?」という初心者の方向けに、時代を彩った偉大な演奏家たちの魅力や、おすすめの音源をご紹介します。 - 家庭で育む「音楽の種」
おうちでの音楽の聴き方、コンサートの楽しみ方など、日常にクラシック音楽を取り入れるヒントを提案します。
読者のみなさまへメッセージ
長年ピアノを教えてきて、嬉しかった瞬間がふたつあります。
ひとつは、小さな子どもが「先生、この曲大好き!」と笑顔を見せてくれたとき。
もうひとつは、かつて通っていた生徒さんが大人になり、「先生に習ったおかげで、今でもクラシックを聴くと心が落ち着きます」と会いに来てくれたときです。
クラシック音楽は、一度お友達になれば、人生のどんなときも心によりそってくれる「一生の友」になります。
- 子どもの感性や豊かな心を育てたい親御さん
- 音楽の授業をもっと楽しみたい小学生のみなさん
- 新しい趣味としてクラシック音楽の世界を覗いてみたい大人のみなさん
どんな方でも大歓迎です。 私と一緒に、何百年もの時空を超える音楽の旅に出かけてみませんか?
どうぞ末永く、よろしくお願いいたします。